2学期始業式・表彰伝達式・壮行会

 本日2学期がスタートしました。
 はじめに全国・九州大会に出場した生徒より大会報告ならびに表彰式を行い、世界大会に出場するドローンサッカー部2名の壮行会を行いました。
 続いて始業式では、校長先生より「1学期の終業式で『自分にベクトルを向けなさい』と話をしました。自分が取り組んできたことは正しかったのか、振り返りはできたでしょうか。その上で、2学期をどう過ごしていくかを大切にしてほしいと思います。特に3年生には、将来を左右する大きな試験が控えています。悔いのないよう精一杯努力してください。
 今年は戦後80年の節目でもあります。8月6日の平和学習では戦争体験者の語りを聴きました。生徒の皆さんのアンケートからも、しっかり考えて受け止めていることが伝わり、安心しました。
 私が目指す教育は『知識を詰め込むこと』ではありません。日本の教育は長らく、記憶力の良さを『頭の良さ』としてきました。しかし、それだけでは未来を切り拓く力にはなりません。戦争が起きた背景にも、流されて深く考えなかったという側面がありました。これからの日本を支えるためには、自ら考え、良いか悪いかを判断できる人間を育てなければなりません。
 そのために私は学校を変えてきましたし、先生方にも『知識を覚えるだけの時代は終わった』と伝えています。これからは、自分の頭で考え、自分の言葉で語れる人間になることが求められます。
 2学期は皆さんが主体となる行事が数多くあります。その中で、自分の考えを持ち、行動する姿を見たいと思います。最後に、私からのお願いです。
 『頭に汗かけ。考えろ。』
 この言葉を胸に、2学期を過ごしてほしいと思います。」と述べられました。

 式後、教務主任及び生徒指導副主任、教育相談より2学期に向けての話があり、学年集会やHRA、シェイクアウト訓練を行い新学期に向けて気持ちを新たにしました。明日から課題考査が始まります。しっかり勉強に取り組み、全員でいいスタートを切りましょう!