「巨大地震対策」等の経験を踏まえ、漸次涵養されるクォリティ(資質)…。

[ コンテンツ・データ記載= 総務分掌 WEB担当 ] ※参考= アイテム更新 4月 21日 (月) 日時指定HP自動更新システムを適用。

◎昨年8月、日向灘に於いて最大震度6弱の地震が発生したことを受け、気象庁が「巨大地震注意」を発表した其節…。一連の説明に於いては、「当該地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっている」という点に言及し、関東から九州の太平洋側等の住民に対して、「1週間程度は防災対応を取って欲しい」旨のレクチャーがあり、我々の防災意識や行動の内容如何が問われている現下。翻って本校では4月15日、北﨑主幹や井上生徒指導主任等による統括下、『令和7年度・第1学期 防災避難訓練』(地震発生対応)が行われ、全体を俯瞰した取り組みが遂行された次第。概して、心理学で使用される「バイアス」という言葉は「偏り」や「傾向」、「先入観」という意味を持つことが知られていますが、平常時に用いられる「正常性バイアス」が、日常の様々な出来事や判断が(自分から見た)”正しい範囲に収まっている”と認識する、心の平穏を守るための機能として活用されるのに対して、災害発生時の非常時に機能する「正常性バイアス」は、危険を正しく認識ができず避難行動の遅れにつながったり、被害の拡大につながったりという恐れがある当世…。こうした観点からも、「安心・安全な学校生活」の具現化を図ると共に、生徒・職員がそれぞれ造詣を深める活動の本来的な内容や意義が、改めて問われるところです。

[ 記載データは、過年度に実施された『防災避難訓練』(地震対応)の様子をダイジェスト形式で編集したファイル。本年度の当該行事に関しては、戸次教頭や北﨑主幹、生徒指導部の先生方をはじめ各学年所属の先生方によるサポートに依拠する形で、概して洗練されたアクティビティが具現化されている。 ]