『3学期・ 人権学習HRA』等を踏まえ、漸次育まれる“Education”(教養)…。《REPLETION》

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2回目更新 同日 14:09

◎セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)について、一部の国会議員から「生物学上、『種の保存』に背くもの」、「道徳的に認められない」、また数年前には内閣総理大臣秘書官(当時)が、性的マイノリティや同性婚について「見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」と述べ、同性カップルの権利保障についても「社会に与える影響が大きい。マイナスだ。(関係の)秘書官室もみんな反対する」と発言したと報じられるなど、時代錯誤の差別的発言が相次いだ先度…。所謂「個人の尊重」を掲げる日本国憲法第13条は、“一人ひとりが自分らしく生きること自体に価値がある”ことを保証しており、個人の生は国家や他者の手段でないことを意味していることは言うまでも有りません。そして、そのような個人が互いに人間として尊重し合ってこそ、「健全な民主主義社会」が成り立つという自明の論理が揺らぐケースも散見される当世。こうした現代社会に蓄積されつつある歪みやダークサイド(影)を払拭すべく、多くの人々が改めて人権の意義内容や重要性を理解し,「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」が希求されている此節です。そうした中、一昨日(2/3)の1限帯に「3学期・人権学習 HRA」が各教室に於いて行われ、戸次教頭や北崎主幹、更には安部人権特別支援教育主任をはじめ、多くの先生方が参観に訪れる中、各学年やクラス担任による主導下、仕上げられたプレゼンテーション資料に基づき、各HRで内容の濃い人権教育授業を体現。政府や自治体が掲げる「国民がその発達段階に応じて,人権尊重の理念について理解を深め,これを体得することができるように務める」というスキーム(計画)にコネクトするといった観点からも、非常に有意義な取り組みになったと思われます。

[ 記載データは、2月 3日(月)の1限帯に実施された「3学期・人権学習HRA」に関する、各クラス・学年での取り組み概況。 ]