気象庁発表「巨大地震注意」等を鑑み、必要とされるクォリティ(資質)…。

[ コンテンツ・データ記載= 総務分掌 WEB担当 ] ※参考= アイテム更新 8月 12日 (月) 日時指定HP自動更新システムを適用。

◎先週(8月8日)の夕刻、日向灘に於いて最大震度6弱の地震が発生したことを受け、気象庁は初の「巨大地震注意」を発表した頃来…。一連の説明に於いては、「今回の地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっている」という点に言及し、関東から九州の太平洋側等の住民に対して、「今後1週間は防災対応を取って欲しい」旨のレクチャーがあり、我々の防災意識や行動の内容如何が問われている現下。翻って、本校では今年の4月中旬、生徒指導部による統括下、『令和6年度・第1学期 防災避難訓練』(地震発生対応)が行われ、全体を俯瞰した円滑な取り組みが遂行された次第。特に、総括説明の中で学校幹部が指摘した“身を守るための迅速な行動”に関して、人間が予期しない事態に直面した時、自分が相対する物事や現象を正常なカテゴリー(範疇)だと自動的に認識する心理的作用=[正常バイアス]が過剰に機能し、本来緊急事態で取るべきスピーディーかつ的確な判断や行動が本質的に妨げられてしまうような危険性を内包しているという事実を生徒各人が重ねて認識する必要があると考える当世。そうした観点からも、「安心・安全な学校生活」の具現化を図ると共に、生徒・職員がそれぞれ造詣を深める活動の本来的な内容や意義が、改めて問われるところです。

[ 記載データは、過年度に実施された『防災避難訓練』(地震対応)の様子。本年度の当該行事に関しては、戸次教頭や生徒指導部の先生方をはじめ各学年所属の先生方によるサポートに依拠する形で、概して洗練されたアクティビティが具現化されたように思われる。 ]