『1学期・ 人権学習HRA』等を踏まえ、適宜練成されるコモンセンス(良識)…。

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◎近年、LGBT等の「性的少数者」や「同性婚の在り方」を巡り、見るのも嫌だ」などと発言した元首相秘書官の報道や、“子どもを産むこと”だけにフォーカスした偏向的理論に基づき、これを選択しない人間やカップルの生き方を否定して、生産性をことさらに強調した上で人間を評価するようなロジックを展開した元政務官の問題等、国家の中枢を担う政治家としての資質に疑念を抱かざるを得ないような言動が目立つ現下…。所謂「個人の尊重」を掲げる日本国憲法第13条は、“一人ひとりが自分らしく生きること自体に価値がある”ことを保証しており、個人の生は国家や他者の手段でないことを意味していることは言うまでも有りません。そして、そのような個人が互いに人間として尊重し合ってこそ、「健全な民主主義社会」が成り立つという自明の論理が揺らぐケースも散見される当世。こうした現代社会に蓄積されつつある歪みやダークサイド(影)を払拭すべく、多くの人々が改めて人権の意義内容や重要性を理解し,「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」が希求されている此節です。そうした中、一昨日(6/24)の1限帯に「1学期・人権学習 HRA」が各教室に於いて行われ、戸次教頭や安部人権特別支援教育主任をはじめ、多くの先生方が参観に訪れる中、各学年部による主導下、適宜作成されたプレゼンテーション資料に基づき、各HRで内容の濃い人権教育授業を体現。政府や自治体が掲げる「国民がその発達段階に応じて,人権尊重の理念について理解を深め,これを体得することができるように務める」というスキーム(計画)にコネクトするといった観点からも、非常に有意義な取り組みになったと思われます。

[ 記載データは、6月 24日(月)の1限帯に実施された「1学期・人権学習HRA」に関する、各クラス・学年での取り組み概況。本年度に関しては、円福校長や戸次教頭による統括下、地道なアプローチが継続され、定量的な成果が具現化されている。 ]