“令和5年・ 能登半島地震”から1カ月半…。『防災教育研修』等を踏まえ、早急に涵養すべきクォリティ(資質)。

2024年02月19日

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◎遡ること1カ月半前の1月1日以降に群発し、石川県能登地方を中心に甚大な被害をもたらした“令和5年・能登半島地震”。国や地方自治体は、この地震に関して石川県志賀町で最大震度7、石川県七尾市、輪島市、珠洲市、穴水町で震度6強、石川県中能登町、能登町、新潟県長岡市で震度6弱を観測した旨を発表。周辺地域を含む広大なエリアで倒壊家屋の下敷き等が原因で多数の被災者が派生したことを報告する一方、同時展開的に非常災害警備本部の設置により迅速な救助活動と素早い被害情報の収集等を指示しましたが、能登半島は三方を海に囲まれており、付け根部分が細く利用できる道路が限られている実情や、他地区から給水を行っている特殊事情等によって現在も復旧に向けたアプローチには大幅な遅れが生じている此節…。近年に於いても、全国各地で最大震度5~6規模を記録する地震が発生するなど、災害発生時には何より被災者に対する敏速かつ手厚いサポート態勢の構築が必要不可欠であることは言うまでもありませんが、本校に於いてもこのような災害を教訓とする防災教育の拡充が希求されており、当該分掌による一連の取り組みが着実な広がりを見せている次第。本年度に関しても、昨年7月と11月に「防災教育研修」を実施し、本校の園田主幹や防災教育コーディネーターの安部先生等による統括下、“生徒及び教職員が、実際の災害を疑似体験することで、防災意識を高め災害に対する準備が出来るようにする”というコンセプトに基づきながら、大分市消防局が保有する地震体験車「じしんくん」や“訓練用・水消火器”等を活用した実践活動を体現。本校の佐藤(啓)校長をはじめとする学校幹部も研修に参加する中、非常に有意な時間を過ごすことが出来た訳ですが、政府や自治体が推進する社会全体としての“危機対応スキーム”(計画)にコネクトするといった観点からも、今後の防災関連教育の更なる充実が期待される頃来です。

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[ 記載データは、昨年7月と11月に実施された「防災教育研修」の様子を編集した“SUMMARY ARCHIVES VOL.68”。 ]