耶馬溪学「ホタル研修」の様子

7月31日(月)、耶馬溪学選択生4名が「北九州市ほたる館」に研修に行ってきました。

耶馬溪校のホタル飼育は「北九州市ほたる館」の飼育方法で行っています。ホタル飼育で難しいのは、えさのカワニナの確保です。今は、水槽に親貝をいれ、生まれた稚貝と、親ホタルを捕獲した平田城址で稚貝をとり、幼虫に与えていますが、7月10日の水害で平田城址での稚貝の捕獲が困難になっていました。

今回は、持続可能なホタル飼育に向け、カワニナの飼育法と、ホタルの幼虫が育ちやすい飼育環境を教えていただくことになっていました。

10時にほたる館に到着し、統括マネージャーの鵜沢さんに館内施設とカワニナの飼育の様子を見せてもらいながら説明を受けました。
生徒の感想は、「カワニナの飼育法の難しさを実感した」「ホタルの幼虫のえさは、実はカワニナだけではないことには衝撃を受けた。」「カワニナ飼育にがんばる」など、より深く学ぶことができました。

最後に鵜澤さんがおっしゃった「ホタルやカワニナの命は借り物で、死を無駄にしないよう、恩返しができるように」と思いを伝えてくださったことが心に響きました。

今回の研修内容は、中学生の体験入学や文化祭で発表する予定です。