第1回「ホタル授業」を実施しました!

5月15日(木) 本年度、最初の「ホタル授業」を城井小学校で実施しました。

この取り組みは今年で24年目を迎えるもので、耶馬溪校の生徒が、城井小学校の4・5年生の児童にホタルについて授業をするものです。今年の耶馬溪学選択の2年生は6名です。この生徒たちが、自分たちで作成したポスターやテキストを使って小学生にホタルの生態について教えていきます。

今回は、6人が分担しながら、耶馬溪地域で見られる発光するホタル(3種)について説明し、特にゲンジボタルの生態について詳しく説明していきました。テキストの1ページごとに準備した穴埋め問題を、小学生に解いてもらいました。解答したものは、高校生が机間巡視でマル付けをし、その後、皆で答えの確認をしていきます。高校生のお兄さんお姉さんからマル付けをしてもらった子供たちは、嬉しそうに皆の前で答えを発表していました。

説明が終わった後、飼育箱の作り方や産卵したのちの卵の扱い方などを、実際の道具を使って生徒たちが実演し、その後、小学生に体験してもらいました。最後に、本物のホタルを見ながら、今回、教わったことの確認をしてもらいました。メスの大きさや発光器の違いについて実感することができ、子供たちは楽しく学習ができたようでした。
高校生も授業形式で実際に小学生に教えることで、新たな発見があったようです。
次回のホタル授業では、もっとうまく説明できるように頑張ります! 城井小学校の皆さん、ありがとうございました。