学校案内
12月6日(金) 3年 生活福祉コースの生徒を対象に「魚料理講習会」を実施しました。
この日は大分県漁協中津支店女性部の岡﨑さんを講師としてお招きし、魚の捌き方や魚料理について教えていただきました。
今回、食材として使用した魚は【鱧(ハモ)】【鯛(タイ)】【鯖(サバ)】【エビ】の4種類です。今回は時化(しけ)のため、魚が手に入りにくかったため、タイは冷凍の切り身、サバは水煮缶を利用しました。
メニューは、「サバ缶のハンバーグ」「鯛のバター醤油ソテー」「エビチリ」「鱧のすまし汁」の4種です。5人の生徒で手分けしながら、食材となる魚や野菜、ソースなどに使う調味料の下ごしらえをしていきました。講師の先生に作り方を教わりながら、楽しく作業することが出来ました。
先ずは、鱧の骨切りにチャレンジです。小さな骨がある鱧の身に包丁を入れていき皮を残すようにして2mm幅くらいに細く切っていきます。骨切りの際は、包丁を押すようにして刃を鱧の身に入れていくのがコツです。生徒たちは骨を切って皮を残すことに集中しながら一生懸命に取り組んでいました。
骨切りした鱧に片栗粉をまぶして湯通しすると、身がプリっとした湯引きが完成します。それをお椀に水菜とともに盛り付け、熱々の昆布出汁の効いた汁を注いだら すまし汁の完成です。
エビチリのソースは豆板醤やトマトケチャップを使いながら、刻んだショウガ・ニンニク・ネギなどの香味野菜と合わせていき、下処理を行ったエビと炒めていきました。最後の仕上げは中華鍋を使って炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。
ハンバーグは、サバ缶の身を水気を切った豆腐とともによく混ぜた後、刻み玉ねぎや調味料と併せてこねていきます。適当な大きさに成形し、フライパンで蒸し焼きにします。それとは別に、しめじやエノキを醤油や酒、サバ缶の残り汁も使って煮込んだ後、水溶き片栗粉でとろみを付ければキノコアンになります。このアンをハンバーグにかければ完成です。
タイの切り身は、バターを溶かしたフライパンで表面をパリパリに炒めていき、だし醤油を回しかけて味付けします。最後に刻みパセリをかけて完成です。
4品の料理を皿や器に盛りつけて完成です。
作った料理は、講師の方と一緒に美味しくいただきました。