学校案内
9月30日(月) 2年 生活福祉コースの生徒を対象に「洋菓子講習会」を実施しました。
大分市で洋菓子店【パティスリー・サンテテ】を営むパティシエの染矢さんを講師としてお呼びし、シュークリームの作り方について教えていただきました。
実習は、最初にシュー生地作りからです。バターを鍋で加熱しながら溶かした後、牛乳・塩を入れてよく混ぜ、その後、粉(薄力粉・強力粉)を入れたら素早く混ぜ、火加減を調節しながらダマを作らないように作業していきます。ボウルに移して溶き卵を4回に分けて加えさらに混ぜ合わせるとシュー生地のもとが出来上がります。これを絞り出し袋に入れて、オーブンのトレーに絞り出していきます。簡単そうに見える作業ですが、上手くやらないと平坦になってしまうため、意外と難しい作業です。生徒たちは試行錯誤しながら生地を絞っていきました。その後、クッキーシューにする方には、クッキーをシュー生地の上に置いていきます。オーブンに入れて焼くと、よく店頭で見かける表面がボツボツザラザラのクッキーシューが出来上がります。
オーブンに入れて、シュー生地が焼きあがるのを待つ間に、中に詰めるクリーム作りです。卵黄にグラニュー糖を加えてよくかき混ぜ、鍋で熱した牛乳(バニラビーンズ入り)を加えて根気よく混ぜ合わせていきます。火加減を見ながら混ぜていくと少しずつ硬さが出てきて、ほど良い硬さのカスタードクリームが出来上がります。できたカスタードは冷蔵庫で冷やし、そこにあらかじめ作っておいたホイップクリームを混ぜ合わせるとシュー生地に詰めるクリームの完成です。
最後の仕上げは、絞り出し袋にクリームを入れ、焼きあがったシューのお尻からクリームを詰めれば完成です。
生徒たちは出来上がったシュークリームを講師の先生と一緒に美味しくいただくことが出来ました。
染矢先生、本日はありがとうございました!