防災避難訓練を実施しました

11月30日(木) 期末考査の最終日、恒例となっております「防災避難訓練」を実施しました。
訓練の様子を評価してもらうために、中津市消防本部 消防署 耶馬溪分署の方々(7名)に来ていただきました。

この日は、地震発生の後、調理室から出火したという想定で避難を行いました。
非常ベルの鳴動とともに訓練がスタートし、生徒たちは地震時の安全確保行動を行いました。その後、火災が発生・出火場所の確認後、安全な経路として事務室前の玄関から生徒たちはグラウンドにスリッパのまま避難しました。

人員確認の点呼後、消防署の方から消火器の使い方の説明を受け、各学年の生徒及び職員の代表者(6名)が【訓練用の水消火器】を用いて消火器訓練を実施しました。
消火器の使い方のポイントは「ピ・ノ・キ・オ」で覚えると教えていただきました。
 ピ:安全ピンを抜く
 ノノズルを持つ(火元に向ける)
 キ:適切な距離を取る(火元からの距離は3~5m)
 オ:レバーを押す(強く握る)

消防の方からの講評では、逃げる際のスピードについて実演を交えながら教えていただきました。
煙は人が歩く程度のスピードで横に広がるので、横に逃げる際は早歩きで逃げれば十分だということでした。
一方、煙が階段や煙突などを上に上るスピードは、その5倍ほどの速さになるためとても危険であるとのことでした。
下の階で火事があった場合、階段などを降りて近づくような避難経路はとても危険ということがよくわかりました。
今日の避難の様子は、急がず騒がず落ち着いた行動ができておりとても良かったとほめていただきました。

消火器を実際に使う訓練は、いざという時のために重要なものとなります。
校舎に設置の消火栓とともに誰もが使えるように確認しておきましょう!
消防署の皆様、本日はありがとうございました。