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第156回 九州地区高等学校野球大会 大分県予選 3回戦(対杵築高校)

3回戦対杵築高校が佐伯中央病院スタジアムで行われました。勝てば夏のシード権などで有利に働くシードポイントを得られる大事な一戦でもありましたが、結果は3―5の逆転負けでした。先発生田は三振を要所で取るなど7回までは散発2安打に抑えていましたが杵築高校の一振りに悔しい涙を流す結果となってしまいました。以下試合展開です。

二回表
一死から四球とワイルドピッチで二塁にランナーを背負う。三振で二死となるも次打者にセンター前に返されるがセンター本田の好返球で本塁突入は阻止。バックに助けられた生田が外角へズバッと速球。見逃し三振でピンチを切り抜ける。

六回裏
一死から野田がエラーで出塁、盗塁とワイルドピッチで三進、東は四球を選びバッターは4番三浦、ここでライト前に弾き返し先制は臼杵高校。このとき東もスタートを切っており先制に加え一死一三塁とチャンス拡大。バッテリーミスで一塁ランナーが進み二三塁に。森永がここで四球を選び満塁。長蛇の期待できる安藤が期待に応え、レフトオーバーの2点タイムリー。送球が乱れる間に安藤は二塁を狙うもタッチアウト。後続も倒れるが3点を先制する。

七回表
死球に盗塁で無死二塁。さらに四球とワイルドピッチで無死二三塁のピンチを招くが生田の目の色が変わり二者連続三振、二死となってから三塁ゴロに仕留め無失点で難を逃れる。

七回裏
四球と死球で無死一二塁。野田が三塁前にきれいなバントを決め一死二三塁のチャンスを作るも杵築のピッチャーが踏ん張り二者連続三振で凌がれる。

八回表
一死後、四球二つとレフト前ヒットで満塁のピンチに。次打者をライトフライに打ち取るが犠牲フライになり1点を失う。なおも二死一二塁だが空振り三振で失点を1点のみで我慢する。

九回表
四球でランナー一塁、ゲッツー崩れでランナーが残り一死一塁、レフト前にヒットを打たれ一二塁。死球で満塁のピンチに。次打者がレフト前にタイムリーを打ち臼杵のリードは1点差に。ピッチャー生田も三振でしのぎ二死満塁まで持ち直すが、杵築の3番にレフトへの大飛球を打たれる。レフトも懸命に追いましたが打球は無情にも頭上を越え走者一掃のタイムリー3点二塁打を浴び、逆転される。臼杵高校も9回裏に快音を響かせたのですが、ここで力尽きることとなってしまいました。

【オーダー】
1(捕)佐藤
2(右)野田
3(左)東
4(二)三浦
5(三)森永
6(一)安藤
7(投)生田
8(遊)兎拂
9(中)本田