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凝固点降下の理科実験を行いました

7月10日(月)、3年5組で凝固点降下の理科実験を行いました。
純粋な溶媒に比べ、溶質を溶かした溶液は融点・凝固点が下がります。これは溶質濃度が高いほど、融点・凝固点が低くなるということです。
氷の融点は0℃ですが、氷に食塩(塩化ナトリウム)を振りかけると、氷の表面の食塩濃度がとても大きくなり、凝固点が大きく下がるため、この下がった凝固点になるまで氷自体の温度が下がっていきます。その温度は濃い目に作った濃縮還元飲料(商品名が商標の関係で出せないので、よくある乳酸菌飲料を思い浮かべてください)が凍ってしまうほどです。
実験ではとても濃い濃縮還元飲料(5倍希釈のところを3倍までしか希釈していません)を試験管に入れ、これを低温にした氷の中に入れて、飲料が凍るか実験しました。

温度を測りながら氷に食塩をかけていきます。

 

しっかり凍ると、試験管に入れた割りばしに凍った濃縮還元飲料がくっついて取り出せます。