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夏の激闘 光ったチームワーク 野球2回戦

初戦を逆転で勝ち上がった臼杵高校は強敵第二シード大分商業との対戦となりました。勝てばベスト16となる大事な戦いです。降雨継続試合で2日間にまたがる熱戦となりましたが、終盤に得点を重ねられ大分商業に 2―7 で敗戦となりました。

緊張感を持ち続け、最後まで全力で戦った臼杵高校野球部。 健闘を称える大きな拍手が球場を包みました。

応援ありがとうございました。

【オーダー】

1東(投)→(左)
2安部心(右)→(中)
3佐藤(捕)
4三浦(二)
5安藤(一)
6森永(三)
7本田(中)→赤峰(投)
8兎拂(遊)
9野田(左)→生田(投)→(右)

(詳細)

一回表
臼杵高校の先発は左腕東、勢いのある直球とキレのある変化球で三者凡退に抑えます。

二回表
先頭を抑えるも、相手五番にセンターオーバーのスリーベースを打たれ、いきなりピンチを迎えます。 大分商業はここで初球スクイズ。しかし東の直球にバッターが合わせきれず空振り。三塁ランナーを挟殺プレーでアウトに。バッターも三振で先制の危機を0点で切り抜けました。

二回裏
一死から安藤がセンター前にヒット、森永が絶妙な一塁線へのバントを決めるも後続が倒れ、0点となります。

三回表
一死から左中間を破るツーベース、バントで二死ながらも三塁というピンチ。ここで強めの雨が降り出しました。 ボールが滑るのか、東がストレートの四球を与え二死一三塁に。ここで試合は降雨による一時中断。試合再開後に大商の一塁ランナーが飛び出し、間隙を突き三塁ランナーが本塁を狙うも、ピッチャー東が冷静にボールを回し本塁タッチアウトとしました。

三回裏
先頭兎拂が死球を選び、野田がバントを狙うもツーストライクと追い込まれます。ボールを丁寧に見極め、四球で出塁。ここで雷が鳴り再び試合は中断に。雨もなかなか降り止まず、試合は継続試合となりました。

【継続試合 7月15日】

東が四球を選び無死満塁とします。 安部心が初球をレフト前に運び、臼杵が1点を先制。更に佐藤がレフトに犠牲フライで2点目。四番三浦が、レフト前に運び再び一死満塁の好機。その後、三振と二塁強襲のライナーをセカンドが処理し、惜しくもアウト。

七回表
先頭にストレートの四球を与え、次打者にレフト前に運ばれ無死一二塁。次打者がセカンドゴロに倒れるもランナーは進塁します。ここで二回に長打を打たれた相手五番がセンター横にタイムリー2点ツーベースで、試合が振り出しに。臼杵は、ピッチャーを生田にスイッチ。ランナー三進後、バッターに四球で一死一三塁。 次打者がワンボールツーストライクで一塁ランナーが盗塁。バッターは空振り三振、キャッチャーがセカンドに送球する隙を突いて三塁ランナーが本塁を奪い、3点目を失います。大商の逆転となります。

八回表
相手の連打で無死一二塁。牽制の球が逸れ、ランナーは三進。浅いレフトフライで一死後、次打者四番がセンターオーバーの2点タイムリーツーベース。ここでピッチャー赤峰が登板です。大商はバントで出塁し、その間二塁ランナーが生還。更にセンター前に運ばれ一死一三塁。その後、スクイズを決行され本塁送球もセーフ。ここで、深い遊ゴロを兎拂がロングスローでアウトに。二三塁ながら二死。四球で満塁となるも次打者を打ち取りました。しかし、この回4点を失いました。

八回裏
二死となるも森永がフルカウントから安打で出塁します。赤峰が四球を選び一二塁。ワイルドピッチで久々のチャンスを作るも次に続かず、最終回に望みを繋ぐことになりました。

九回裏
臼杵高校は九番生田からの攻撃、右飛でワンアウト。一番東がライト線へ大きな当たりを放つもファールに、空振り三振でツーアウト。二番安部心がセンターフライでゲームセットとなりました。