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第145回大分県高等学校野球選手権大会県南豊肥支部予選1戦目

県選手権への出場を目指して県南豊肥支部の戦いが始まりました。パートがAとBの2つで構成され、各パート1位が勝ち上がり、各2位同士が、出場決定戦を行い勝ったチームの軽チームが県選手権へと歩を進めることになります。県選手権は夏の大会のシードポイントも付くため、1戦でも多く勝ち上がっていきたいところです。

パートA 佐伯豊南、佐伯鶴城、竹田、臼杵
パートB 三重総合、津久見、日本文理大付属

リーグ1戦目の相手は竹田高校。先日行われた九州大会予選でも打力があるチームとして警戒が必要なところです。先発は3年の田島、臼杵高校は後攻で試合開始となりました。

1回裏 一死を取られるも田中がセンター前に運び、バッテリーがファンブルした際に果敢に二塁を陥れると、中野が死球で一塁二塁。続く白石の打球はレフト戦へ。先制点かと思われた打球は惜しくもラインの外でファールに、スタンドからも「惜しい!」と声が漏れます。白石が粘るも次の打球はショートへ併殺のピンチに白石が懸命に走り併殺を完成させず、二死になるも一三塁。更に盗塁を決め二三塁とチャンスが残ります。次打者安藤の打球はまたもショートへバウンドが変わったのかショートが後ろに弾き(記録はエラー)2点を臼杵高校が先制します。続く武生も死球で出塁一塁二塁と追加点の好機。次打者がセカンドへ良い当たりを放つも捕られ、追加点ならず。

4回表 二死ながらも右中間を破る三塁打を打たれる。しかし田島が次打者をセカンドゴロに抑え、ピンチをしのぐ。

4回裏 無死より安藤が四球を選び、武生がきっちり送ると田島がセカンドのグラブをかすめながらもしぶとくセンター前へ。更に盗塁を決め一死二三塁と追加点への期待が高まりますが、続くバッターが三振、投ゴロに倒れ追加点ならず。

5回裏 ここまでパラパラと降っていた雨が小降りながらもしっかりとした雨模様に。

7回表 一死からエラーでランナーを抱えるも、左飛で二死に。しかし次のバッターにライト線への二塁打を打たれる。一塁ランナーに本塁を突かれそうになるもライト白石の好返球により本塁突入を阻止することに成功。後続を遊飛に抑え0点で踏ん張る。

9回表 一死後、相手四番にまたもヒットを許すとショートゴロの間に二塁へ。続くバッターにセンター前に運ばれ、1点を返される。なおも二死一塁と同点のランナーを背負うも田島が三振で切り抜けゲームセット。価値ある1勝をもたらしました。次戦は13日(土)14:30~(予定)佐伯鶴城と14日(日)12:00~(予定)佐伯豊南と佐伯中央病院スタジアムにて行われます。入場無料ですので球場まで足を運べる方はぜひ応援よろしくお願いいたします。

以下、臼杵高校マネージャー、香月 夕唯さんへのインタビュー。

Q.試合を振りかえって
A.初回の2点が大きかった。先発の田島君がピンチを切り抜けてくれたのでよかった。声掛けなどピンチの際に周りが見えていてチームの雰囲気も悪くないので次戦に向けて頑張っていきたい。

Q.雨が降ってきていたが試合に影響はなかったか?
A.ほとんどなかったのではないか。内野も水がたまるようなことはなかったので、普段通りの臼高スタイルでのびのびできたと思う。

一戦目の結果 豊南0-4鶴城、三重総0-3津久見

パートA        パートB

佐伯鶴城(1勝)    津久見(1勝)

臼杵(1勝)      日本文理大付属

竹田(1敗)      三重総合(1敗)

佐伯豊南(1敗)