令和8年度 3Dプリンター文化財レプリカ製作日記③

 先月の調査観音像で3Dデータを得ることが出来ました。帰りのタクシーの中で当時どんな方法で観音像が作られたのか?銅を流し込む「鋳造」作業までは分かりましたが、具体的な方法は全く不明なままでした。そこで中身はどうなっているのかという疑問が残ったままでした。今回の製作日記は内部の調査を行い、製作工程を研究するために、令和8年7月11日(金)、九州で最新の設備を持つ九州国立博物館にやってきましたレプリカ製作では初になります!
 九州最大の博物館だけあり、展示スペースの大きさに圧倒されました。館の2階が文化財の保管や研究スペースになっていて、一般では入ることのできない貴重な体験が出来ました。中には小学生も見学ですれ違いました。観音菩薩像は国指定の重要文化財の為、専用運搬会社により朝一番で中津より移動してきました。研究はCT(病院に置かれている人体を内部を診る装置)と呼ばれる高額機器により調査を行いました。スペースの関係で代表生の1名が研究員の先生と朝から夕方まで調査を行ってくれました。帰りのバスでは、調査中の話で盛り上がりました。残りの生徒も展示展の一つ「渡来仏」を見学しながら銅像の研究をしておりました。
 次回の製作日記は、生徒が撮影した3Dデータを基に3Dプリンターによるレプリカの製作をはじめます。