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10月22日(火)~24日(木)に、グリーン環境科3年の寺下幸太朗さん(駅川中出身)と同じく3年の佐々木優羽さん(駅川中出身)が、岩手県で行われた第75回日本学校農業クラブ全国大会(岩手大会)に臨みました。この大会には、「プロジェクト発表会」や「意見交換会」など様々なカテゴリー(全10分野)があり、そのうち、寺下さんは「農業鑑定協議会【畜産分野】」、佐々木さんは「農業鑑定競技会【作物分野】」に出場しました。
今大会は、991名の選手(大会参加者は約5000人)が参加しての開催でした。結果として、畜産分野に参加した寺下さんが最優秀賞(全国1位)を獲得する快挙を成し遂げました。寺下さんは、昨年度の全国大会の分野畜産で優秀賞を獲得しており、2年連続の受賞となり、本年度、見事全国制覇を成し遂げました。作物分野に参加した佐々木さんも、1・2年次においては園芸分野で参加し、2年連続で優秀賞を獲得しています。3年次の本年度は、実施基準が大幅に改定されたこともあり、作物分野での参加を選択し、競技に臨みました。結果は、優秀賞を獲得し、3年連続優秀賞を獲得する素晴らしい成果を挙げました。問題の難易度や出題傾向については、毎年若干の差がありますが、本年度は特に、難易度の高い問題が多く出題されていたようでした。
両名は、日頃から授業を大切にしながらも、様々な地域貢献活動にも精力的に取り組んでいます。その中で、全国大会で入賞するために農業学習はもとより、出題傾向を的確につかみ、実施基準に準じた学習を繰り返してきました。その学びへの貪欲な姿勢や努力が、今回の素晴らしい結果につながったのだと思います。なお、寺下さんは令和6年度「おおいた教育の日」でのエッセー「高等学校の部」で最優秀賞(大分県教育の日推進会議会長賞)を受賞、佐々木さんは今年度大分県で開催される「第43回全国豊かな海づくり大会」での作文コンクール「高等学校の部」で大分県知事賞を受賞しています。
今回の受賞を通して、地域連携による活動を通した学びや経験が生徒の成長に大きくつながることをあらためて感じました。これからも、本校の使命である「地元の継続的な発展に貢献する人材育成」を果たすことができるように生徒、職員一丸となって取り組んで参りますので、引き続き、ご支援・ご協力をお願いいたします。