在校生・保護者の方へ
令和7年12月14日(日)に、大分市美術館を会場として開催された「令和7年度第74回高文連書道中央展」の『合評会』に、本校書道部員3名が参加しました。『合評会』とは、出品した作品を眺めながら、書道の専門教員が個別に生徒に助言指導をしてくださるという会です。出品者以外も展示された作品を見て回ることができます。
「第74回中央展」には、本校書道部から、部長を務める河野里奈さん(電子機械科2年/駅川中出身)が「臨書」で出品しています。「臨書」とは、書道で手本を見ながら字を書くことであり、中国の王義之をはじめ、欧陽詢や顔真卿など、多くは古典作品を題材とします。また、「臨書」には、「形臨」「意臨」「背臨」の3種類があり、段階的に練習を進めていきます。今回の出品にあたり、河野さんは、【始平公造像記(しへいこうぞうぞうき)】を選んで作品を書きました。【始平公造像記】が作られたのは今から約1500年前、中国・河南省にあるユネスコの世界遺産「龍門石窟」の古陽洞に存在します。文字は全て「陽刻(文字の周りを彫って線が盛り上がる)」で彫られています。角ばった字形で線が太いことが特徴であり、そこに河野さんも魅力を感じて、ぜひ【始平公造像記】を書いて出品したいと思ったそうです。残念ながら入賞は叶いませんでしたが、複数の書道の専門教員から具体的な指導・助言をいただくことができ、自身の「書」を向上させるたいへん貴重な学びの機会となりました。
3年生部員の德光紗菜さん(生活デザイン科3年/駅川中出身)と村上妃那さん(生活デザイン科3年/西部中出身)が先日引退し、1年生部員もいないため、現在の部員は前述の河野さん、竹下藍里さん(電子機械科2年/北部中出身)、石橋大斗さん(ビジネス管理科2年/西部中出身)の3名のみです。本校管理棟3階の書道教室で日々の稽古に励み、体育大会や文化祭での「書道パフォーマンス」や各種コンクール出品等の創作をメインに活動しています。本校書道部は歴代、部員の仲がよいことが特徴です。併せて書に親しむことにより、集中力や漢字力を高めることもできます。来年度は多くの1年生が書道部に入部することを期待しています。文責:書道部顧問(古原)


