在校生・保護者の方へ
7月6日(日)、熊本県民総合運動公園相撲場にて、令和7年度全九州高等学校相撲大会が開催されました。本校からは、80キロ級にグリーン環境科3年・林田龍和さん、100キロ級に同1年・髙持レントさんが出場しました。
最初に行われた80キロ級では、林田龍和(G3)が出場しました。3回戦の相手は、九州新人大会で敗れた沖縄の選手。どう立ち向かうか不安もありましたが、本人の思い通りの立ち合いができ、見事に勝利し、決勝まで進出しました。
決勝では相手を投げ飛ばし、主審の軍配も林田に上がりましたが、ビデオ判定の結果、踵が土俵の外に出ていたことが判明し、惜しくも敗退。準優勝となりました。
その直後、間をおかずに表彰式が行われ、林田の健闘を喜ぶ間もなく、髙持レント(G1)が100キロ級に出場しました。まだ1年生であるため、私は「勉強のつもりで挑めば十分」と思っていましたが、本人は至って冷静で、何も考えず自然体で相撲を取ることができ、こちらも決勝まで駒を進めました。
決勝では、さすがにここまで来ると運も味方につけなければなりません。実際、2つ前の取組で「絶対王者」と言われた福岡の選手が足を滑らせて敗れるというハプニングもありました。そして迎えた決勝戦、髙持は落ち着いて相手を押し出し、見事優勝を果たしました。
周囲からは「産業Day」と呼ばれる中、吉渡正満校長先生も応援に駆けつけてくださり、最良の結果を収めることができました。これから控えるインターハイに向けても、大きな弾みとなる大会となりました。(文責:相撲部顧問 北崎幸洋)