【進路指導】「頑張れ受験生!」~進路激励会を行いました~

令和7年9月12日(金)に、3年生を対象とした「進路激励会」を体育館で行いました。本来1時限は午前8時50分開始ですが、8時45分の予鈴が鳴る前に、集合・整列・点呼が完了し、これから始まる就職試験、推薦入試に向かう3年生の意識の高さがうかがえました。

 まず、吉渡校長から「受験は団体戦であり、クラス・学年で協調・協力して受験に臨む姿勢が大切である」との激励の言葉が送られました。次に、松尾3学年主任から、過去の事例を踏まえたうえでの受験の心構えが、奥人権・同和教育主任からは、違反質問への対処法や面接試験等終了後の「受験者アンケート」に関して、古原進路指導主任からは、「受験許可願」や「受験報告書」、所持品や身だしなみについての説明がありました。
 今年度の激励会では、新しい試みとして『生徒代表決意表明』を取り入れました。生徒代表の中山結彩さん(生活デザイン科3年/駅川中学校出身)が、「私たちは就職や進学といった進路に向けて、一歩一歩準備を重ねてきました。ここまで頑張ることができたのは、先生方や家族の支え、そして一緒に励まし合ってきた仲間のおかげだと思います。〈 中略 〉進路はそれぞれ違いますが、全員が最後まで挑戦し、笑顔で高校生活を締めくくれるよう、仲間としてお互いを支え合っていきましょう!」と力強くスピーチしたことで、会場の受験生の士気の高まりが感じられました。最後に、「今、受験に臨める身だしなみが整っているか」を全員で相互確認し、本時の全ての予定を終了しました。

 2学期が進むとクラス・学年内には3タイプの生徒が混在します。「合格(内定)した生徒」「これから受験する生徒」「不合格となり、次のチャレンジに臨む生徒」です。松尾学年主任は、「卒業時にいい学年だったと言われるようであってほしい。そのためにも、自分本位にならず仲間の気持ちに寄り添い、良好な雰囲気づくりに努めてほしい」と話し、激励の言葉を締めくくっていましたが、それと共通することが、生徒に配布された『就職・進学受験直前注意事項』の末尾に掲載されていましたので、以下にご紹介します。

 進路決定は自分の将来・未来を決めると言っても過言ではない。全力で取り組もう。今後、合格者が増えてくるだろう。しかし、不合格となった者、これから進路決定に向かう者もいるはずだ。自分の合格を喜んでもいいが、他者の気持ちを想像し、配慮に努めてほしい。クラスや学年の真価が問われるのは、「進路決定の3年2学期」である。皆さんの賢明な行動を期待している。

 9月16日(火)から就職試験が始まり、推薦入試へと続きます。3年生全員が、3年間で最高のパフォーマンスを発揮し、各自の進路希望を第一希望で達成することを期待しています。文責:進路指導主任(古原)