【学校運営】【人権教育】PTA総会で「公開授業」を行いました!

 5月23日(木)の午後、PTA総会に先駆けて「公開授業」を行いました。近年はコロナウイルスの影響により、PTA総会もオンライン開催や書面審議等の学校が多かったようです。本校においても昨年度から従来の参集型・対面型での開催となりました。
 5限帯を「公開授業」とし、全クラスともクラス担任が授業者です。1・2年生は、担当する教科・科目での授業、3年生については「人権HRA」を公開しました。保護者の皆さまの参観も多数あり、生徒・教員とも多少の緊張が見られましたが、ICT機器を併用しながら、「本時の目標(目当て)」の提示、授業終わりの「振り返り(まとめ)」なども実践され、当初の目標を十分達成できていたように感じました。
 3年生の「人権HRA」では、就職・進学等の進路決定が迫っていることから、「統一応募用紙の精神を学ぶ ~ 就職差別根絶に向けて ~ 」をテーマとして、以下の3つを目標に「授業展開」を行いました。

 ① 「統一応募用紙」制定の経緯と理念を知る。
 ② 違反質問の不合理性、不当性を理解する。
 ③ 差別選考を見抜く力と行動する力を養う。

 生徒はワークシートや補助資料をもとに、グループワークをしたり、担任からパワーポイントによる説明を聞いたりして、「統一応募用紙(全国高等学校統一用紙)」に基づく学びを深めていました。保護者の皆さまにおいても、このようなHRA(以前はLHRと呼んでいました)が懐かしく感じられたようで、うなづきながら聞く方もいらっしゃいました。ご家庭に帰られても、お子さんと「人権尊重」の大切さをお話しいただければありがたいと思います。