【特別活動】書道部が「席上揮毫大会」に出場しました!

 7月19日(水)に、大分市のレゾナック武道スポーツセンターで開催された「第59回高文連席上揮毫大会」に書道部員6名が参加しました。約500名の県内書道部員が一堂に会しての大会は、コロナウイルスの影響で実に4年ぶりということであり、「臨書」「創作」の部門で日頃の精進の成果を競いました。『席上揮毫(せきじょうきごう』とは耳慣れない言葉かもしれません。「席上」とは、「座席や敷物の上」「会合や宴会の場」、「揮毫」とは、「毫(ふで)を揮(ふる)う」ことから「毛筆で言葉や文章を書く」こと。つまり、『席上揮毫』とは、「大勢の前で書を書く」ことです。4年ぶりということは、1・2年生はもとより、3年生においても初めての経験となります。緊張したとは思いますが、6名全員が「うささん」のバックプリントの揃いの書道部Tシャツを着て、静寂が漂う会場で、半紙に向かって端坐し、黙々と筆を運ぶ姿が印象的でした。

 後日、審査結果が発表され、佐矢葵さん(ビジネス管理科3年/駅川中出身)が見事『推奨』への入賞を果たしました。本大会における賞は、「優秀賞」と「推奨」の2つです。佐矢さんは高校生活最後の大会を入賞で締めくくることができ、本人はもちろん、後輩や部顧問にとっても、大いに喜ばしい結果となりました。また、入賞には至らなかったものの、書道関係者から、宇佐産の生徒は健闘していたとの言葉もいただきました。書道部員の今後の活躍が楽しみでなりません。

 さて、入賞した佐矢さんは書道部の部長(キャプテン)です。さらに、放送部の部長、商業部の副部長も兼務しています。放送部員としては、6月11日(日)の「第70回NHK杯全国高校放送コンテスト大分大会」の朗読部門で決勝戦にまで進みました。(2023年06月15日 学校HP掲載)また、商業部員としては、6月10日(土)に、「第132回大分県高等学校春季ワープロ競技会」に出場しました。3つの部において、部長や副部長を務める佐矢さんですが、1・2年生に話を聞くと、「優しい先輩」、「頼りがいがある」、「何でもできる」、「声もかわいい」などのコメントが寄せられました。教職員から見ても、知的好奇心旺盛な努力家であり、コミュニケーション能力やキャプテンシーを備えている稀有な生徒だと感じます。佐矢さんが育てた書道部、放送部、商業部の後輩の皆さんが、宇佐産の部活動をさらに活性化し、魅力ある学校づくりを推進することを期待しています。文責:書道部顧問/古原

 8月4日(金)大分合同新聞朝刊に入賞者および当日の様子が掲載されました。

掲載記事は次のタイトルをクリックするとご覧いただけます → 230719高文連席上揮毫大会(大分合同新聞).pdf