【高校入試】受験生の皆さんへ「高校入試で気を付けてほしいこと」

 令和8年3月10日(火)、県立高校において「高校入試一次入試」が行われます。2日目に面接試験を実施する学校も一部にはあります。前日にできることには限りがありますので、当日の試験でのポイントを、5点に絞ってお伝えします。

ポイント①「濃い鉛筆で、字を大きく、丁寧に、読みやすい字を書く!」
 私の試験の解答用紙には、【濃い鉛筆を使う】【大きめの字を書く】という注意書きを毎回載せています。薄い鉛筆、小さい字、乱雑な字では、たとえ正解を書いたつもりでも、採点者に伝わらなければ「×」となりかねません。これは全教科に言えることです。私はいつも生徒に、「漢字の書き取りは、白黒はっきりつけて書きましょう」と言っています。点を打つならはっきり打つ(例:「博士」)、打たないなら打たない(例:「専門」)、他には、『突き出る』や『はねる』などの要素もあります。アイウエオなどの記号、12345などの数字も同様です。とにかく「採点者に読んでもらいやすい字」を心掛けましょう。近年、様々な試験、検定や検査において、機械やソフトで採点されることも増えましたが、誰が(何が)採点しようが、基本は同じです。

ポイント②「時間配分をしてまんべんなく解答する!」
 どの問題にどれくらい時間をかけるか、最初に見通しを立てましょう。よくある失敗例は、「難しい問題や苦手な問題に時間を取られてしまい、全問の解答ができずに空欄(未解答)を作ってしまった」ということです。私の経験では、まんべんなく解いたときほど【総合点】が高くなる傾向があります。一つの大問や問いにこだわり過ぎず、「難しいな」「時間がかかりそう」と感じたら、思い切ってとばして他の問題に移り、時間があれば最後に考えることを勧めます。できれば見直しも行ってください。『試験は総合点で勝負する』という感覚が大切です。これも全教科に言えることです。

ポイント③「ケアレスミスをなくす!」

 A 解答らんがズレている(他の解答らんに書いている)
 B 「選択肢のア~エの記号で答えよ」に、記号ではなく語句を書いている。
 C 「本文中から抜き出せ」に、本文を写し間違っている。(誤字や脱字)

 生徒の答案によくあるミスには上記のようなものがあります。このABCに共通するのは、本来は「正解」であるのに、「不正解」扱いとされてしまうことです。【もったいない】としか言いようがありません。落ち着いて問題を読んだり、解答らんを確認したりしましょう。
 また、国語では、「( )に当てはまる言葉を書きなさい」などもあります。その場合、( )の前後(特に後ろ)の語句とのつながりに気をつけましょう。

ポイント④「配点の高い問いにしっかり解答する!」
 どの教科にも配点の高い問いがあります。確実に解答することが高得点に結びつきます。例えば2024年度『国語』では、大問五の問三がそれに当たり、配点は「6点(最高値)」もありました。このような問いは毎年出題されていますし、「次の【条件】に従って書きなさい」という指示が定番です。つまり、【条件】や【指示】に従っていない解答は、減点や不正解となるということです。また、この問いは最終問題となることが多いので、上記の「ポイント②」で述べたように、時間が足りずに空欄や未完成という答案も見られます。【条件】や【指示】に沿った解答を時間内に書き終え、高得点を狙ってください。

ポイント⑤「終わった教科の出来について友だちと話さない!」
 これは高校3年生が受験する「大学入学共通テスト」でよく言われることですが、高校入試でも同じです。休憩時間に友だちと終わったばかりの試験の出来について話している受験生を見ることがあります。「問3の答え、〇〇だったよね!」「えっ、僕は▲▲って書いちゃった…。」これで一気に不安になり、以降の受験に支障をきたします。各教科の終了後は、内容や出来については一切会話することなく、次の教科のことだけを考えましょう。

 受験日当日の持参物(「受験票」、鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、定規、コンパス、腕時計 等)の準備は早めに終え、前日の夜は十分に睡眠を取りましょう。受験生の皆さんが、自己ベストを更新し、第一希望校に合格することを期待しています。文責:指導教諭(国語科)古原