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令和8年度グリーン環境科作物類型では、課題研究にて「オオムギ栽培の研究」に取り組みます。担当はグリーン環境科3年の加藤里菜さん(駅川中出身)です。
研究テーマは「麦踏みの回数によって、麦の成長はどのように変化するのか」です。3号田・4号田・5号田を試験区とし、3号田は左半分を0回、右半分を10回、4号田は4回、5号田は1回と、麦踏みの回数を変えて、生育状況や品質、収穫量の違いを調べています。この研究は2年前から先輩方が取り組んできたもので、今年で3年目となります。これまでのデータも参考にしながら、より深い調査を進めています。
2月頃に麦踏みを始めた当初は、0回と10回を比べると、10回踏んだ方が成長のスピードが遅いように感じました。しかし、その後雨が降り、穂が出そろった頃には草丈にほとんど差が見られなくなり、とても驚きました。研究を始める前は、麦踏みの回数が多いほど分げつが増えて良い結果になると思っていましたが、実際に栽培してみると一概には言えないことが分かりました。先生方にご指導いただきながら調査を進める中で、農家の方々の苦労や工夫を身をもって実感することができました。
種まき直後は雨が少なく、生育が大きく遅れたため不安もありましたが、3月下旬から4月にかけて天候に恵まれ、最終的には例年通り穂がきれいに出そろいました。天候の影響の大きさも、今回の研究を通して改めて感じています。
今後は、最も生産性の高い麦踏みの回数を明らかにするとともに、品質の良いオオムギを安定して生産できるよう研究を続けていきたいです。また、本校で栽培したオオムギは、三和酒類株式会社様において「ニシノホシ」の原料として活用していただいています。これからも信頼されるオオムギづくりを継承できるよう、責任を持って取り組んでいきます。
文責:グリーン環境科3年 加藤里菜(駅川中出身)










