【授業改善】楽しみながら「ICT職員研修(生成AI)」

 令和8年3月5日(木)に、本校商業科棟のスマート実習室で「ICT職員研修」を行いました。研修内容は、近年もてはやされている『生成AI』についてです。講師はICT教育サポーターの加藤義博さんが務めてくださいました。加藤さんは本校のICT教育サポーターとして着任し、今年度で4年目を迎えます。東京や大分でシステムエンジニアやプログラマーを長く務めた経験を活かし、地元の安心院に戻って米作を主とする農業を営む傍ら、現在は本校を含む県立学校3校のICT教育サポーターとして活躍されています。本校には米農家と兼業の教職員もいるうえ、農業科(グリーン環境科)ではアイガモ米や慣行栽培米を栽培し、ドローンを使った活動も行っています。加藤さんは様々な方面からアプローチすることで教職員とコミュニケーションを図り、教職員や生徒のICTや情報についての悩みや困りを積極的に拾い上げ、校内のICT環境整備、一人一台端末(タブレット)操作など、幅広く本校のICTに係る教育活動の充実に寄与してくださっています。ICT教育サポーター加藤義博さんは、本校にはなくてはならない存在です。

 研修は、大分県教育委員会による「生成AIの利用ガイドライン」の確認に始まり、「活用事例の紹介」「生成AIの仕組み」「生成AIの種類」と続きました。なお、当日は、一斉研修ではなく、3~5時間目の任意の時限に参加するというスタイルで実施しました。合計約30名の教職員の参加でしたが、実践演習や個別指導もあったことから、参加者にはたいへん好評でした。実践演習ではプロンプト(指示や命令文)を入力し、Gemini 他の生成AIを試してみました。10名程度の少人数での演習により、教え合いも交えながら楽しそうに研修に取り組む教職員の姿が印象的でした。著作権をはじめとするAI利用時の注意点も示されただけでなく、まとめとして「ウソや誤情報に注意」「最新の情報をチェック」「個人情報保護」「自分で判断する」等の留意事項を押さえ、 各時限50分間の研修を終了しました。

 ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・ノーベルが、自身の発明が爆破作業の安全化を目的としていたにも関わらず、兵器として戦争で使用されて大量殺戮に繋がったことを深く後悔したことが「ノーベル賞」創設の契機であったのは有名です。生成AIも同様であり、ルールを遵守した適切な使い方によって、人間の暮らしが物心共に豊かさを増し、世界に平和をもたらすツールであってほしいと願ってやみません。文責:指導教諭(古原)