学校案内
2学期末に今年度2回目となる生徒対象の「授業アンケート」を実施しました。なお、集計方法については、一昨年度の1月末に「第三者評価委員」によるご助言を受けて改めています。
R6年度第1回授業アンケートで前回(R5年度第2回)より減少した質問7「ICT機器利用」ですが、第2回では+5.2とアップしました。この3年間の合計6回分のデータを比較しても、わずかですが全項目において数値結果は向上しています。R7年度では、さらに100%に近づける方策を講じたいと考えています。しかし、毎回、数値が低いのは質問5「表現力」です。90%に到達したことは一度もありません。生徒にとって具体的に判断・評価しにくい項目だとは思いますが、自己の考えや事柄を適切に文章化したり、他者に向けて効果的なプレゼンテーションを行ったりするのは、実社会においても大いに必要なスキルです。考査や課題、授業においても、選択式の問題だけではなく、記述・論述する問題の割合を増やすことが肝要だと考えます。
また、個人やグループで学習結果を発表し、「相互評価」を行うことも、「表現力」の向上に寄与します。3年次には多くの生徒が就職試験や推薦入試で面接試験や小論文(作文)試験を受験します。それら進路達成のためにも、「思考力、判断力、表現力」を高めるような『授業改善』に取り組んでいきたいと思います。年も改まったことなので、授業者全員が自己の授業や考査等を真摯に見直し、「生徒がわかる授業」の創造を目指して取り組む所存です。詳しくは別紙をお読みいただければ幸いです。