学校案内
1月16日(木)に、(公財)大分県総合雇用推進協会 若年者地域連携事業 が主催する「社会への旅立ちセミナー」を、3年生を対象として、就職生と進学生に分かれて2会場で実施しました。当講座は、4月から社会人あるいは学生として新生活を始める3年生に有意義な人生を歩んでほしいと願って本校が実施する4つの研修の一つです。「年金セミナー(12/20)」に続く研修であり、「金融リテラシー講座(1/17)」、そして「性教育講演会(1/20)」をもって最終回を迎えます。
開催にあたり、大分県商工観光労働部雇用労働室から長田重信様、大分県総合雇用推進協会から宮﨑美香様と吉野千晶様、ジョブカフェおおいた本センターから武田美保様と矢野舞美様、ジョブカフェおおいた中津サテライトから奥田吉弘様、そして『西村慶治事務所』代表で特定社会保険労務士・キャリアカウンセラーの西村慶治様の総勢7名を本校にお迎えしました。進学組は武田様と長田様、就職組は西村様がご講義くださいました。
武田様は伝えたいこととして、「いっぱいチャレンジしよう」「人間力を養おう」「ひとりで悩まない」の3点を、長田様は法律やルールを示したうえで、困ったときは抱え込まずに相談することの大切さを強調なさっていました。共にパワーポイントや動画も用いて、非常にわかりやすく、また理解しやすい講義内容でした。
西村様は一昨年も講師を務めてくださいました。今年は導入として得意のクラシックギターで「アルハンブラの思い出」「禁じられた遊び」の2曲を爪弾かれたのち、一昨年と変わらぬ軽妙洒脱な話しぶりで、生徒たちを引き付けていたのが印象的でした。
併せて本講座では、『働くいろはハンドブック2024』と『働く人のルールハンドブック2024』の2冊がテキストとして配布されました。例えば、『働くいろはハンドブック2024』には、「社会人に求められること」として、以下の5つが紹介されていました。これらは高校生活でも大いに必要なものばかりであるので、高校での実践がそのまま社会人にも活かせると感じ、高校での取組の重要性と責任とを確認することができました。
第1位 コミュニケーション能力
第2位 挨拶と言葉遣い
第3位 身だしなみと相手に与える印象
第4位 主体性
第5位 時間と期限
講義終了後、進学組はグリーン環境科の寺下幸太朗さん(駅川中出身)、就職組はビジネス管理科の小田原遼介さん(長洲中出身)が、それぞれ生徒代表として「お礼の言葉」を述べました。お忙しい中、本校3年生に有益な講座を開いてくださった関係の皆様に衷心より感謝いたします。ありがとうございました。文責:進路指導主任(古原)