【進路指導】「中津市企業合同就職説明会」at ダイハツ九州アリーナ

 本校の就職希望の3年生約70名が、5月18日(土)に、「ダイハツ九州アリーナ」を会場とする『中津市企業合同就職説明会』に参加しました。手配してくださった2台の大型バスに乗って学校と会場を往復した生徒と、10名程度の中津在住の現地集合の生徒がいました。メインアリーナには、中津市に本社や工場を持つ約50社の企業等がブースを設置し、事業内容や職場の雰囲気、仕事のやりがいや働く現場に求められる人物像などについて、企業の担当者様が丁寧にご説明くださいました。

 本校生は、1年次から企業や学校の説明を聞く機会があったうえに、「うささんマーケット」や小学校への「出前授業」など、他者とコミュニケーションを図る経験を積んでいます。2年次3学期には、豊後高田市の「企業見学バスツアー」にも参加しています。ブースを回って説明を聞くことにも速やかに馴染み、スムーズに各ブースを渡り歩いている姿を見て頼もしく思いました。また、当然のことかもしれませんが、「よろしくお願いします」に始まり、終わりに「本日はありがとうございました」とお礼を述べたり、説明を頷(うなず)きながら傾聴の姿勢かつ笑顔で聞いたりするなど、説明会に臨むスキルが徐々に身についてきたと感じました。すでに意中の企業がある生徒もいて、狙いすましたように一目散にその企業のブースを訪れていたのが印象的でした。
 
 本校は、『地元で学び、地元に貢献、地元と共に、宇佐産業科学高校』をスローガンに掲げるとともに、学校ビジョンとして、地元三市(宇佐市、中津市、豊後高田市)への『定住促進』を推進しています。その結果として、毎年、就職生の7~8割が地元企業への就職を果たしています。また、進学でしばらくは地元を離れても、就職で戻って来る生徒が多いことも特徴と言えます。今回の学びが生徒の地元企業理解、地元就職に結びついてほしいと願っています。中津市の企業の皆さま、主催の中津市様および関係機関の皆さまに衷心よりお礼を申し上げます。お忙しい中、本校生に貴重な学びの機会を与えてくださり、ありがとうございました。