産業デザイン科 外部講師招聘授業 インテリアコーディネーター出前講座

10/23(水)と10/30(水)の2日間、産業デザイン科2年生に向けての外部講師招聘授業 『インテリアコーディネーター出前講座」を実施しました。

 今年度も「大分県インテリアコーディネーター協会』会員の方々より、様々なご指導をいただきました。
1日目にワークショップ、2日目に講演会と作品講評、以上2回に分けての活動をお知らせします。

1日目 10/23(水)3.4限

『ケーキ箱のお部屋つくり』と題して、指定のケーキ箱をマイルームに見立て、内装の模型を制作しました。
実際に現場で使われている壁紙やクロスなどの素材を使って、「癒し」「遊び」といったそれぞれの個性的なテーマを形にしていきました。生徒たちは苦戦しながらも楽しく作業していたようです。

2日目 10/30(水)3.4限

講演 『やりたい事と叶えるために今からできること』 
合同会社ブラッサム/ブラッサム不動産  代表取締役 中野美和氏


中野さんは注文住宅の会社で営業、広報、経理、を経て、独立し現在の会社を中津市で起業されました。
宅建(宅地建物取引士)の資格を得ることからスタートしたが、前職と家事子育てを掛け持ちしながらの勉強は大変だった、というエピソードから話が始まりました。また、不動産業とは「売買、仲介、管理、賃貸」の4つに大別され、業務が分かり辛いところもあるが、やりがいを日々感じている、と話されました。
中野氏が大切にしている「まずは動いてみること。今、あなたに出来ることは?」というメッセージ。過去の様々な経験によって、動いたことで得られることが多いのだと、生徒たちに向けて強く語られました。

最後に「ケーキ箱のお部屋つくり」作品の中から数名が選出されました。

会員の方々より、

「小物を購入しても良いが、一つひとつ作り込んでいる家具がいい」 

「壁紙と家具の組み合わせが斬新」 

「人間ではなく小動物を主人公に見立てたところに世界観を感じる」

といった、温かい励ましの講評をいただきました。

2回にわたっての講演や演習を通して生徒たちには、インテリアや不動産を深く学ぶ、素晴らしい機会となりました。