第15回「里帰り講演会」を実施しました(創立110周年記念)

11月5日(木)6,7限に第15回「里帰り講演会」を実施しました。今年は高田高校創立110周年記念ということで、吹奏楽部の校歌演奏で幕が開き、同窓会長のあいさつの後、講演が行われました。

講師は36回生の 岩永 利彦 氏で、「法と本質的な理解との関係について」の演題でした。大学・大学院で応用物理学を専攻し、大学の先生を目指したものの企業に就職、弁理士(発明した人と特許庁との仲立ちをする人)の資格を取ったこと、職場の仲間が過労で自殺したことを受けて、企業を退職し弁護士になったこと等、波乱万丈なプロフィールを紹介し、《法とは何か》に始まり、法律を具体的な事例を用いて、お話していただきました。

後輩たちに「物事は見える部分と見えない部分があるが、見えない部分が大事、失敗しても、見えないものが見えてくるほうがおもしろい、どんどんチャレンジしてほしい。」とアドバイスをおくりました。

講演後、岩永氏の著書「キャリアアップのための知財実務のセオリー 技術を権利化する戦略と実行」を本校図書館に贈呈していただきました。