卒業生の方へ
令和元年(2019年)10月4日(金)、「高校生のための未来塾講演会」を体育館で実施しました。講師は、国立科学博物館産業技術史資料情報センター所長の 鈴木 一義 先生です。先生は日本における科学および技術の発展状況を幅広い分野で調査研究を行っており、「ロボット大賞」選考委員や、「石見銀山世界遺産」アドバイザーを務めていらっしゃいます。講演会には、豊後高田市内の中学生や、中学校の先生方、保護者をご招待しました。
今回は、現在の日本のものづくりについて、歴史的背景も踏まえて本当の強さについて、豊富な事例を紹介しながらお話しいただきました。特に、日本は江戸時代から、人のために役立つものを作ろうとするのがものづくりの原理だというお話が印象に残り、日本語で世界中で最もすばらしい本が読めることを知り誇りに思いました。
講演のあとは、校長室で生徒代表5名と歓談が行われました。講演会を聞いて、疑問に思ったことや、もっと知りたいと思った内容を鈴木先生に質問しました。講義では聞けなかった内容も多く、40分と短い時間でしたが、貴重な時間を過ごすことができました。