校訓と校章について

本校の校訓は「気力・気節・気尚」で、これを「三気の校訓」といいます。「気力・気節・気尚」の「気力」とは、いろいろな活動に耐え得る精神力、すなわち元気のことです。「気節」は、困難にくじけず信念を貫くこと、誠実で正義を守る意志が強いことを表します。「気尚」とは、「人格が気高いこと」で、言動・態度・服装などに気品があり、人柄が高貴なことを表します。 

そして、この三つの言葉の頭に付いている「気」とは、「生命の原動力となる勢い」のことです。この「気」と「力・節・尚」という語が組み合わさって生徒のあるべき姿を独創的な言葉で表現した「三気の校訓」が誕生しました。昭和53年2月のことです。

「三気の校訓」は、本校生が目指すべき姿として大切にされてきました。生徒たちには、「三気の校訓」を自らの心の指針として常に胸に抱き、日々精進してほしいと願っています。

校章について

本校の校章は、左右5枚ずつの「鷹の羽」「桐の葉」の組み合わせでできています。

「鷹の羽」は、鷹のように大空から幅広く世の中を見渡し、大きく羽ばたきながら目標に向かって邁進する力と意志を示しています。「桐の葉」は、青々と端正なその姿のごとく、すくすくと素直に成長する若き世代を表現し、健康な身体と若々しい力を象徴しています。すなわち、この鷹と桐の組み合わせは、鷹の気迫と力、桐の心と姿を日々の鏡として、永遠に向上、発展する若人の歩みを象徴したものです。