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【SSH】第5回スペースサイエンスカフェが行われました

10月25日(水)16:40~17:40に九州スペースサイエンスネットワーク(QSN)主催「第5回スペースサイエンスカフェ」が開催され、本校生徒9名が参加しました。

 講師に千葉工業大学惑星探査研究センター所長の荒井 明子 氏をお迎えし、『次期小惑星探査計画「DESTINY+」-ふたご座流星群のふるさとを目指せ-』と題して講義をしていただきました。講義は荒井先生がご自身の専門の地質学の研究の中でこれまで扱ってきた隕石について紹介してくださった後、流星についての解説と、その流星の研究をさらに深めるために現在開発中の深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」について説明してくださいました。

 小惑星探査機「はやぶさ」の活躍で、サンプルリターン探査(天体や惑星から試料を採取し、地球に持ち帰る調査)に関しては世界をリードしている日本ですが、この「DESTINY+」が活躍することで今度はフライバイ探査(探査機が惑星や衛星の近くを通る際に観測を行う調査)でも成果を上げて、より効果的な探査ができる可能性が広がるそうです。

 今回のスペースサイエンスカフェはSSH 関東・熊本研修と日程が重なり参加者数が心配されましたが、新たに参加した生徒が加わって前回同様の参加数となりました。少しでも多くの機会を活用して、自分の興味関心の幅を広げていってほしいと思います。