県南の雄 We are TEAM 鶴城
学校案内
8月17~18日 1泊2日の日程で、QSN宇宙科学探究ゼミの福岡研修に本校生徒2名が参加しました。毎週、RIASⅡの時間にリモートで意見交換をしている大分舞鶴高校、日田高校との合同開催で、総勢10名でQPS研究所と九州大学を訪問しました。
1日目は福岡市の宇宙ベンチャー企業のQPS研究所で、人工衛星開発について教えていただきました。QPS研究所は小型人工衛星SARを開発、製造している企業で、人工衛星からのレーダー照射によって得られた地表のデータや、人工衛星を組み立てる工程を紹介していただき、生徒たちは興味深く聞き入っていました。生徒からの質問にも丁寧にわかりやすく答えてくださり、高校生ならではの視点を尊重してくださったことが生徒たちにとって今後の励みになったようです。
2日目は九州大学 工学部 航空宇宙工学科の花田 俊也 教授にスペースデブリ(宇宙ゴミ)関する講義をしていただきました。増え続けるデブリへの危機感や、それを増やさないようにするための各機関の努力や取り決め、宇宙の「交通」を管制する必要性などについて学び、生徒たちはこれまで知らなかった最先端の研究の話に興味を惹かれたようです。
2日間の研修で新しい知識や視点を得て、生徒たちの今後の研究がさらに発展することを期待しています。
【参加した生徒の感想】
・私たちだけでは気づけなかったことや、新たな情報を教えていただけて、今後の探究活動の疑問点や確認すべき点を知ることができた。
・いろいろな宇宙の機関と関わり、最新の人工衛星の仕組みや宇宙デブリの数など興味深いものが知れた。日頃はリモートでしか話せない他校の人たちとも直接交流できてよかった。