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【SSH】RIASⅠ 探究の基礎④ 科学英語 

本校の取組の特徴として、英語の授業の学びを探究活動の成果発表で実践します。今回は「定量的・客観的・特異的な表現方法を身につける。」という『 Analysis』の力、「科学英語の表現方法の特徴を理解し、身につける。」と、「事物や事象を正確に伝達する方法や、協働する中でコンセンサスを得るコミュニケーション能力を身につける。」という『Region』の力の育成を目的に活動を行いました。今回は若手の英語教員が「科学的な文章の書き方」の指導から、それを英語で表現するために重要なことを、ワークショップを通じて実践しました。生徒の感想からは「普段何気なく使っている言葉も、相手に正確に伝えるためには、一つ一つ丁寧に情報を整理していくことが大切であることに気づいた」というものもあり、理数の学びだけでなく、全ての教科の学びが探究に活かされ、探究の学びが各教科に活かされることを実感していました。また、今回の事前学習として、生徒はワトソンとクリックのDNAに関する英語論文を読んでいます。全てを読み切ることは難しいですが、書く前に読んでみようとする経験は必要かと思います。DNAについては1年生の生物基礎の時間に学びます。あの時読んだ論文が書かれるまで、どのような研究の積み重ねがあったのか、後の授業で学ぶことになります。その時にまた、研究の素晴らしさに気づき、生徒の中に感動が生まれるのではないかと期待します。