県南の雄 We are TEAM 鶴城
学校案内
11月8日(水)16:40~17:40に九州スペースサイエンスネットワーク(QSN)主催「第6回スペースサイエンスカフェ」が開催され、1年生 6名が参加しました。講師にJAXA研究開発部門 第二研究ユニット 主任研究開発員の河野 太郎氏をお迎えし、「探査機の形にまつわる裏話」~月着陸実証機SLIMはこうして一本足になった~ と題して講義をしていただきました。
SLIMという衛星は、過去の探査機よりも高い精度で選んだ地点にピンポイントで降りる技術を実証するために作られました。開発の過程で多くのシミュレーションが行われ、軽量化、小型化が進み、最終的には安定した着陸のために、月面にいったん接地したのち転倒させることになり、一本足の形へと変わっていったことをお話ししてくださいました。講義の途中にはクイズ形式の問いかけも数回あり、生徒たちは楽しみながら講義に引き込まれていました。