【SSH】RIASⅠ 探究の基礎③ データサイエンス　

探究の基礎も3回目です。中学までの学びを活かし、高校での新たな学びを活かし、新しい学びにつなげる活動に、生徒達も楽しみながら慣れてきた様子が見られました。今回は「水平投射」を題材に、「得たデータを多様な視点から検討する力を身につける。」という『Analysis』の力、「データサイエンスの観点から、処理したデータを活用して課題解決につなげる力を身につける。」という『Inquiry』の力、「結果を自分なりに考察し、共有する力を身につける」という『 Region』の力の育成を目標としました。水平投射は1年生の物理基礎後半で理論的に学ぶ内容です。今回はそれを先取りし、実験的にデータを得て、それを処理し、球体の落下位置を推測するという実験を実施しました。水平投射を理解しようとする中で、生徒達は様々な「課題の設定」を繰り返し、それに対する解決の手立てを考え、科学的な根拠を積み上げて、今回の目標の達成に向かいました。実験的に確かめた今回の水平投射は、物理基礎の授業で理論的に学び、実際の授業と探究的な活動、そして自然現象が結びつけられます。