ＬＢＧＴを学ぶ

１２月６日（金）

体育館で全校生徒、職員を対象に「ＬＢＧＴに関する講演会」を開催しました。

「誰もが自分の性的指向やジェンダーアイデンティティーを尊重され、自分らしく生きることのできる社会の実現に向けて、私たちが今学ぶべきことやできることを知る。また、今後自分が生きていく社会において、望ましい価値観と人権感覚の醸成を図る。さらに、教員の人権に関する知的理解と人権感覚を高め、学校全体の人権教育の推進を図る。」ことを目的に行われました。

「ＳＯＧＩＥ（ＬＧＢＴ）サポートチームココカラ！」共同代表　大住珊士 氏を講師にお招きし、「セクシュアリティについて考える」という演題でお話しいただきました。

「ＳＯＧＩＥ（ＬＧＢＴ）サポートチームココカラ！」は、2017年に発足。セクシュアリティー（性のありよう）のことで悩んでいる人たちが孤立するような社会にしないために、性的小数側にいる人たちと繋がることや、講演活動などの啓発活動を行っています。

大住さんから、「『性別二元論』で考えるのではなく、別の捉え方『セクシャリティ』で考えることが望ましい」や「『当たり前』に囲まれた狭い世界ではなく『違い』に溢れる広い世界へ」というメッセージをいただきました。

生徒会長の市川美良さん（総合学科２年）は、「近年の日本社会においてこの話題はもっと多くの人に知られるべきものだと考えているので、今回このようにお話を聞くことが出来て良かったです。もっと一人ひとりのセクシュアリティーの違いについて考えを深めていきたいと思いました。」とお礼の言葉を述べました。