学校案内
いよいよ今日で1学期が終わります。
始業式で私は2つの話をしました。一つは、「豊南スクールプライド」~豊南高校のために私にできること~について、今年もそれぞれの立場で考え、行動してほしいと。6月27日に開催された「豊南CURCUS」では実行委員会のメンバーを中心に多くの生徒が関わってくれて豊南高校の魅力を中学生や保護者、地域の方々に伝えてくれました。来てくださった方々へ感謝と歓迎の心が現れたとても素晴らしい姿を見せてくれました。これ以外でも、多くの人が様々な場面で「豊南スクールプライド」をもって活動してくれ、地域の方々や学校を訪れた方々からお褒めの言葉をいただきました。皆さん、本当にありがとう。
もう一つは、「一」(はじめの一歩の「一」)を大事にしてほしいという話を、元プロ野球監督の野村克也氏の
「一」はすべての始まりであり、基本。本質だ。一がなければ二、三もなく、「一」の出来がその後の出来につながる。「一」を意識すれば、「二」以下も連動してうまくいく。何より「一」を大切に意識すべきなのだ。
という言葉を借りて話しをしました。一つひとつの積み重ねが結果を生む、という意味でした。
学校生活に置き換えると、「一学期」を大切にしてください。一学期の過ごし方が、二学期、三学期へとつながっていきますよという話でした。それぞれで「一学期」を振り返ってみてください。高校総体や甲子園予選、介護技術コンテストをはじめ、それぞれの専門分野や学校生活のさまざまな場面で、自分の力を発揮しようと全力で挑んだ人がたくさんいました。結果が出た人もいれば、思うような成果が出ず、悔しくて、今もまだ心の整理がつかないという人もいるでしょう。しかし、挑戦した経験そのものが皆さんを成長させたと思います。まずは、頑張った自分を褒めてあげてください。
さて、明日からは夏休みです。大人はよく「今しかできないことをやりなさい」と言います。では、皆さんにとって、「今しかできないこと」とは何でしょうか。勉強なのか、部活なのか、趣味なのか、友だちと遊ぶことなのか…。ただ、この夏、3年生については多くの人が「今しかできないこと」というよりは「今やらなければならないこと」となると思います。自分の将来を考えた進路先の決定とそれに向けた準備です。じっくり自分で考え、結論を出し、最善の準備をしてください。
大人になると、どうしても「仕事のため」「家族のため」「生活のため」という、自分以外の責任や義務がついて回ります。何か一つに没頭したくても、時間や心にブレーキをかけなければならない場面がたくさん出てきます。
その点、皆さんは、基本的には自分のためだけに「時間とエネルギーを使うことができる」という特権を持っています。ならば「今しかできないこと」を一度真剣に考えてみてはどうでしょう。
この夏は1度きりです。出来れば、自分の手で触れ、自分の頭で考え、自分の足で動く。そういう経験をして欲しいと思います。
2学期の始業式には、一回りも二回りも成長した皆さんと笑顔で再会できることを楽しみにしています。健康と安全に十分気をつけ、充実した夏休みを過ごしてください。
令和8年7月17日
校長 花田 修

