学校案内
5月1日(月)5~7限帯に、1~3年生対象に「GSキックオフ講演会」が実施されました。講師は東京都市大学大学院教授の佐藤真久氏、演題は「SDGsの本質を捉え、社会課題の解決に挑む」でした。
前半は1~3年生で6名のグループを作り、事前に選択した「関心がある日本の社会課題」について、選んだ理由などを共有しました。その後全員でアイディアを出し合いながら、課題同士のつながり・SDGsとのつながりを考えていきました。この活動を通して生徒たちは、一見全く関係性がないと思われた別々の課題でも、様々な角度から考えることで深いつながりが見えてくるということを体験しました。
後半はSDGsの本質に迫るという内容でした。講演の中で佐藤氏は、社会を変えるためには我々自身もしなやかに変わっていかなければならないということ、また現在の社会は「分断」状態にあるとした上で、私たちはそれを改善するために積極的にコミュニケーションをとっていかなければならないということを述べられていました。
終盤で佐藤氏は、「大分や地域の中を探検し、そこで感じたワクワクを探究につなげていこう」「正解のない問いに対する最適解を、他者と一緒に更新し続けていこう」というメッセージを高校生に投げかけていました。今回の講演会を通して、生徒はこれから始まるGS活動への決意を新たにしてくれたと思います。