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科学同好会が大分大学STEAM夏祭り2024に参加しました!

 8月3日(土曜日)に「大分大学STEAM夏祭り2024」体験講座が開催され、本校科学同好会が参加しました。この催しは小学生を対象とした体験・探究講座で、県内の高校からは本校を含めた6校、大分大学からは工学部や教育学部などが参加して、併せて13の講座が行われました。

 本校科学同好会の講座名は「乙津川の自然浄化と生き物」で、乙津川の環境調査結果の発表と、パックテストを使った簡単な水質測定、実体顕微鏡を使った生き物の観察を行いました。また、会場の外には大小のタッチプールを用意して、乙津川の生き物に直接触れるコーナーを作りました。

 参加した小学生は初対面同士、高校生の方も小学生を相手に研究内容を説明する機会は初めてということで、最初は静かな雰囲気でしたが、グループに分かれて活動を始めると徐々に打ち解けて会話する声が聞こえてきました。休憩時間になると会場の外に出てタッチプールのコーナーに集り、カニを掴んで見せたり、素手でウナギを捕まえようと奮闘している小学生もいました。休憩後は小さな生き物の観察をしましたが、自分が見たいと思う生き物だけでなく、他の小学生の顕微鏡で別の生き物を見せてもらったり、活発に行動していました。あっという間に2時間が過ぎて講座が終了しましたが、参加した小学生は高校生のサポートで楽しく実験や観察ができたようでした。科学同好会のメンバーも、小学生が理解できるように説明の内容を工夫するなど、今後研究成果を発表する際に参考となる良い経験になりました。会場から退室する小学生には、大分鶴崎高校科学同好会の講座に参加した記念にオジギソウの苗をお土産に渡しました。

 科学同好会は会場の後片付けをして、昼食後「小学生の体験・探究講座実施者等の交流会」に出席して、全日程が終わりました。

会場の外で、タッチプールの準備
カニが水槽から出ようと動き回っています
アクリル板の水槽は、部員の手作りです
開会式(第一大講義室)
小学生を前にして、部員が自己紹介
前半が始まり、パックテストについて説明
3種類のパックテストを行います
採取してきた乙津川の水
チューブ内の薬品の色が変化します
黒板に、1人ずつ結果を記入
実験前の予想と、実験後の結果を記入
乙津川に生息している生き物の説明
休憩時間はタッチプールのコーナーへ
ウナギとトノサマガエル
後半が始まり、実体顕微鏡の使い方を説明
採取してきた小さい魚やエビ、昆虫、幼虫
観察したい生き物を選んで観察します
体験講座のチラシ