学校案内
11月13日(月曜日)の7限に、全校生徒を対象に人権講演会が行われました。講師には、不慮の事故による大けがで障がいを負いながらも様々な人たちとの出会いを通して、障がい者スポーツで日本代表として活躍されている杵築市学校支援センター主査の加藤誠さんをお迎えしました。
初めにアンプティ―サッカー(主に、上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカー)についての説明があり、DVD視聴のほか、生徒が参加して3対3のミニゲームも行われました。後半は、ご自身のことについて、事故に遭った時の記憶や、入院中に知り合った患者さんなどのお話がありました。そして自分を救ってくれたものとして、友人や家族の存在が大きかったことと、アンプティサッカーに出会って本当に人生が変わったと強く語っていました。また、24歳で障がい者になって感じたこととして、「人は一人では生きていけないこと。」、「何でもいいから、夢や目標を持って頑張れば自信がつく。」の二つを挙げていました。最後に「皆さんはこれから受験や部活動などがありますが、人生は一度きりです。毎日毎日を悔いのないように過ごしてもらえればと思います。」という言葉で講演を終わりました。
80分の講演を聞いた生徒の感想は 後日加藤さんに送ることになっています。貴重なお話とアンプティサッカーを紹介していただき、ありがとうございました。
なお、大学受験を控えた3年生は、インフルエンザ等の感染症予防のため教室でリモート配信された画像を見ながら講演を聞きました。