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令和5年度人権講演会を実施しました!

11月13日(月曜日)の7限に、全校生徒を対象に人権講演会が行われました。講師には、不慮の事故による大けがで障がいを負いながらも様々な人たちとの出会いを通して、障がい者スポーツで日本代表として活躍されている杵築市学校支援センター主査の加藤誠さんをお迎えしました。

 初めにアンプティ―サッカー(主に、上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカー)についての説明があり、DVD視聴のほか、生徒が参加して3対3のミニゲームも行われました。後半は、ご自身のことについて、事故に遭った時の記憶や、入院中に知り合った患者さんなどのお話がありました。そして自分を救ってくれたものとして、友人や家族の存在が大きかったことと、アンプティサッカーに出会って本当に人生が変わったと強く語っていました。また、24歳で障がい者になって感じたこととして、「人は一人では生きていけないこと。」、「何でもいいから、夢や目標を持って頑張れば自信がつく。」の二つを挙げていました。最後に「皆さんはこれから受験や部活動などがありますが、人生は一度きりです。毎日毎日を悔いのないように過ごしてもらえればと思います。」という言葉で講演を終わりました。

 80分の講演を聞いた生徒の感想は 後日加藤さんに送ることになっています。貴重なお話とアンプティサッカーを紹介していただき、ありがとうございました。 

 なお、大学受験を控えた3年生は、インフルエンザ等の感染症予防のため教室でリモート配信された画像を見ながら講演を聞きました。

フロアの中央に
アンプティサッカーのコートを配置
講師紹介
演題「アンプティサッカーと出会って」
講師の加藤誠さん
生徒は熱心に聞いています
アンプティサッカーの紹介
現在、日本でのアンプティサッカー
登録者は約100名
2014年メキシコ大会で念願の初勝利!
大金星!全勝で予選リーグ突破
2014年ワールドカップ、日本代表は
決勝トーナメント1回戦で敗退
クラッチ(杖)の説明
クラッチを使ってみたい生徒が
加藤さんと並んで歩いています
サッカー部員はクラッチ2本で体を支え、
右足だけを使ってボールを蹴っています
拍手!
5人が参加して、加藤さんと一緒に
ミニゲームをしています
使ってよいのは片足だけなので、
ボールを蹴るのが難しいようでした
壁際の生徒は、よく見えるように
立ち上がってミニゲームを見ています
外した義足を全員が手に取って
間近に見せていただきました
ご自身のことについてのお話
義足のつま先には、
サッカーボールのペディキュア
入院中に交流のあった、たっちゃんと
アンプティサッカーを広める活動の
一つで、小学生と一緒にプレーしています
好きな言葉・・・「この一瞬
昨日も今日も明日も、たった一度きり」
質問「義足で一番困ったことは?」
「長ズボンをはく時に少々面倒です」
生徒代表お礼のことば
拍手!ありがとうございました!