
学校からのお知らせ

熊本大学薬学部の首藤先生を迎えて~進路講演会を実施しました~
7月27日(水)夏季補習の期間に、熊本大学薬学部の准教授、首藤剛先生をお迎えして、進路講演会【演題『新時代に必要なチカラとは?~個の深化とアントレプレナーシップでVUCA時代を乗り切ろう~』】を実施しました。
「これまで生きてこれたのは何故なのか。」身近な人はもちろん、社会の人々からの恩恵を受けてきた事実とともに、「働くということは、社会の一員として良いものを出していこうとすること。」そう語った先生には、これからの社会を変えていく高校生への期待が溢れていました。
また、「良いものを作っても、それが回らなければ役に立てることができない。だから、自分の力を磨きながら様々な分野の人々が協力できる共通意識が必要で、幅を広げることも重要」な事だと講演戴きました。大学で教鞭をとる中、起業もされ、第一線で活躍する先生ならではの体験に基づいた講演でした。
そして、ただ頑張るのでなく、どんな発想をし、どれだけ主体的に行動できるのか・・・物事を考えている人とそうでない人とでは、社会で大きな差を産んでしまう現実。物事を思考し、研究を深めた学生は、自分で考えて動ける人物になる・・・研究や思考のオリジナリティーについて触れながら、大学での研究の大切さも説いていただきました。
午後からは、特に薬学部に興味のある生徒と座談会が開催され、少人数の中、薬学の研究について更に詳細な話をして戴けました。
大学の先の「本当にやりたい事は何ですか?」そんな言葉の裏の、先生の高校生に対する熱意が伝わった時間となりました。