新年度のご挨拶

 本校2年目の勤務になりました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。昨年は、学校創立51年目を迎え、50周年記念式典を挙行することができました。保護者、同窓生、地域の皆様には、厚いご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。招待試合や同窓会企画などの様々な関連行事を通して、学校の一体感を高めることができました。夏季休業中は、事業の一環として、立命館アジア太平洋大学が実施する国内語学研修に3名、冬季休業中は国外研修としてベトナムに13名を派遣しました。今年2月に実施したESD成果発表会では、参加した生徒たちが英語で発表、質疑応答にも英語で対応し、他の生徒に大いに刺激を与えてくれました。50周年記念事業は2032年まで実施することとし、生徒たちの心に火をつけられるような企画を実施してまいります。
 今春の卒業生は、筑波大学などの難関をはじめとして、国公立大学に現浪合わせて80名以上が合格。1学級減の年次でありましたが、前年と遜色ない実績を挙げました。私立大学や短期大学等にも約290名が合格するなど、師弟同行、日日全力で取り組んだ教育活動の成果が現れています。特別活動に目を向けると、陸上部が、かごしま国体において、卒業生の兒玉芽生さんを含むメンバーで、成年少年女子共通4×100mリレー優勝を飾るなど、国内の大会でも優れた成績を収めました。水泳部は、インターハイ出場、国体で女子200mバタフライ入賞、男子ハンドボール部がインターハイ、全国選抜大会出場、弓道部は女子が全国選抜大会出場など、大活躍しました。文化部では、美術部や放送部、文芸部が全国大会に参加しました。さらには、吹奏楽部や書道部、ユネスコ部、科学部などが、地域のイベントで成果を発表、地域貢献を果たすなど、すべての部において活発に取り組みました。生徒会活動でも、学校の活性化に向けた取り組みを積極的に行ってくれており、文武両道の精神を随所に発揮しています。
 本年も、生徒一人一人を大切にし、輝かせるとともに、時代の先駆として新たなことにも積極的に挑戦してまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 

   大分県立大分雄城台高等学校

         校長 奥田 宏