生きる力に満ちた心身共に調和のとれた人間育成

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校長室だより(5)「きもち」を「かたち」にする

 写真は、本校正門前の横断歩道での一コマです。登校時、横断歩道前で止まってくれた車にお辞儀している本校生徒。中には小走りで渡ることで感謝の気持ちを表している生徒もいます。目にするとその日一日がとてもいい気持でスタートできる、本校生徒の習慣です。

 ちょっと前になりますが、本校で3年生Ⅰ系と福祉科の生徒対象にマナーアップ講習会が行われた際、講師の先生が「礼儀・作法」についてお話をしてくださいました。その中で、

「作法」とは、相手への感謝や尊敬の念が伝わるように、「気持ち」を「形」にした日本の素晴らしい文化です。

というご説明があり、大変貴重な教えを生徒にいただいたと思いました。
 以前、海外で活躍されているサッカーの長友選手が選手や観客に向かってお辞儀する姿が、多くのサッカー選手に広がっていったという話題を目にしたことがあります。きっと長友選手のお人柄と相まって相手に対する「リスペクト」を伝えるパフォーマンスとして多くの人の共感を呼んだのでしょう。
 「礼儀・作法」というと堅苦しい感じがしますが、いわゆる「冠婚葬祭」におけるマナーや「入学試験」「入社試験」の面接マナーなどは、身につけておけば相手に対して言葉に尽くせない気持ち(お祝いやお悔やみ、敬意や熱意等々)を伝えることができる大変重宝な「形」です。なんと素晴らしい「形=作法」を先人たちはのこしてくれたことか。
成人年齢が18歳となり、高校卒業と同時にたとえ学生であっても責任ある大人としてのふるまいが求められます。「気持ち」を「かたち」として相手に伝える先人たちの知恵=「礼儀・作法」をまずは大人が手本となり、そして子どもたちへしっかりと引き継がなければならないと切に思います。

下の写真は、図書館前に飾られた七夕飾りです。「願い」を「言葉」にするのも大切ですね。星に願いが届きますように。