生きる力に満ちた心身共に調和のとれた人間育成
学校案内
令和8年度大分県高校総合体育大会が6月1日まで行われました。各運動部の生徒はこの日をめがけて目標を立て、努力を重ね、ぎりぎりまで高めた集中力で競技に挑んだことと思います。
私は県総体後の全校朝礼で、「うれし涙もあったが、それ以上に悔し涙を流した人が多くいたと思う。しかし、目標に向かって頑張って、頑張って、頑張った、その努力の証が悔し涙であり、目標には届かなくても、その努力は必ず自分の成長につながっている」という話をしました。
そしてもう一つ話したのが、目標を持つこと、そしてその目標を仲間と共有し、口に出すことの大切さです。
今から28年前、横浜高校野球部に「怪物くん」と呼ばれる投手がいました。松坂大輔さんです。松坂さんが3年生の年、1998年に横浜高校は甲子園で春夏連覇を果たすのですが、実はその前年に横浜高校は神奈川県大会の準決勝で敗退しています。しかも松坂投手の暴投(スクイズ外しの失投)によるサヨナラ負けでした。その時のことを松坂さん本人が振り返った記事を以前読んだことがあります。確かこのような内容でした。
「1997年のチームの目標は甲子園出場だった。でも、その夢が叶わなかった時に、目標を甲子園優勝に変えました。」
目標は高ければ高いほど、日々の練習の密度や求める精度が高まり、結果として以前の自分より飛躍的に成長することができる。松坂さんの言葉と結果が雄弁に物語っています。
人生の目的や夢は、そう簡単に見つかるものではないかもしれない。でも夢や目的がはっきりしたときに、しっかりとその夢を目指して進んでいける力(学力・忍耐力・判断力・コミュニケーション力等々)が必要です。生徒のみなさん、それらの力をしっかり身につけ成長するために、まずは目標を持ちましょう。それもできるだけ高い目標を!そして家族や友人に宣言しましょう。有言実行!
健闘を祈ります。
校長 岩田 友佳子