生きる力に満ちた心身共に調和のとれた人間育成
学校案内
10月27日の5限目に本校福祉棟で、3年福祉科の生徒が1年生普通科の生徒を対象に福祉講座を行いました。「簡単な介護技術」、「最新介護ロボットを使った介護体験」、「高齢者疑似体験」「ミニデイサービス」の4講座に分かれて行われましたが、この講座をきっかけに福祉ロボットの開発を目標に大学の工学部を志したり、理学療法士を志したりと、普通科生の進路選択の視野を広げる効果もあるようです。
講座を見学してみると、福祉科3年生(オレンジ色の実習服)の教える上手さに驚きます。最初に説明、そして実演、次に1年生に体験してもらって、うまくできたところを見つけてほめる! 自分たちが1年生の頃から実習で身に着けてきたことなので、どこが難しいか、どこがポイントかがわかっている教えぶりです。チーム内で教える分担もしっかり決めていて、とにかく後輩を見つめる3年生のまなざしがとても優しいのです。上の写真の表情からもその様子がうかがえます。
私はこの、「先輩が後輩に何かを教える・伝える」という行為を見ていると、とても尊いものとして、半ば羨望の思いを抱かずにはいられません。
大分南高校1期生の私(私たち)は、先輩のいない3年間を送りました。生徒会行事、委員会活動、部活動、何もかもお手本となる存在がいない。私の高校3年間は、痛切に「先輩」という存在に憧れを抱き続けた3年間でした。
本校では、日常の教育活動に「先輩」から「後輩」へ教える・伝える場面が創出されている。先輩という存在に憧れ続けた私にとって、それがとてもうれしいのです。


