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1.課題研究スキルアップ研修1[屋久島自然体験研修](理数科・1年)
2年次から取り組む課題研究の事前活動として、貴重な生態系を誇る屋久島をフィールドとした自然体験を伴う調査研究活動を行うことで、将来の科学系人材としての次の能力や態度を育成します。
① 2年次の課題研究や将来の研究活動で必要とされる実践的な基礎調査技能
② 自ら課題を設定して解決の方策を探究しようとする研究に取り組む基礎的態度
③ 人間と自然の共生について深く考えようとする姿勢や、環境問題に対処する素養
2.課題研究スキルアップ研修2(理数科・1年生)
2年次に理数科に進級する仲間とともに、与えられた課題に取り組むことによって、課題研究のグループ活動をイメージするとともに、探究活動における反復型プロセスを学ぶことができます。また、課題研究活動に必要な実践的な探究力を育成し、基礎的発表技能を習得することができます。
3.課題研究スキルアップ研修3(理数科/普通科・2,3年生)
研修室等への訪問及び学会発表会や科学系コンテストに参加することで、より高い専門性を身につけることができます。
研修内容(令和5年度)
令和4年度と3年度は新型コロナウィルスの影響により、大学への研究室訪問や学会発表等に制約があり、実施することが困難でした。
令和2年度は研修実施上の予防対策の徹底や受け入れる大学の規制もあったため、実施できたのは炭灰班1班のみでした。
最先端科学との出会いと海外の高校生や研究者との交流の機会を増やすことで、参加生徒の高次の探究力に関する「国際性」とアントレプレナーシップに関する「興味関心」と「創造性」が高まります。
(1)QSN科学研修
宇宙に関する国内の最先端研究施設や宇宙ビジネスに関連する機関を訪問し、体験活動を行うとともに各校の情報交流を行っています。宇宙関連事業における異分野結合力の必要性に気づくことで課題研究の深化が期待できます。
過去2か年の訪問した企業
R6 ① 三菱電機鎌倉製作所
② 千葉工業大学東京スカイツリータウン®キャンパス
R5 発酵食品開発企業(九州乳業株式会社)
人工衛星開発企業訪問(QPS研究所)
(2)QSN国際交流
海外の高校生との交流を通じて、国際的な視野に立った研究や英語を通じてのディスカッション実践力を養うことを目的としています。4月のロッブリー科学高校(タイ王国)の生徒とのポスターセッションにQSNコア校の生徒(1期生)も参加し、英語ポスターの作成を行い発表します。また、11月に実施されたさくらサイエンスで、タイの高校生の来校時には、2期生が研究内容の説明を英語で行い交流を深めました。次年度のロッブリー校来校には、発表を行います。QSNコア校の1・2年生が揃うポスター発表会の中では、舞鶴高校の生徒は英語でのポスター発表を行います。
SSH事業の校内での共通理解や課題研究の指導方法の向上および授業改善のための研修です。