コース・学科
建築科では、3年生の集大成となる「課題研究」の授業がいよいよスタートします。 先日、3年生に向けて、今年度取り組む7つの研究テーマに関するガイダンスを実施しました。各担当教員から活動内容の説明を聞く生徒たちの表情は真剣そのもの。説明会の後には、自分が1年間かけて挑戦したいテーマの希望調査を行いました。
今年度の魅力的な7つのテーマ(パート)をご紹介します。
近年、重要性がさらに高まっている「防災」に着目したグループです。地域の避難所の避難計画を検証したり、災害に強い建築・家具のあり方を追究します。建築の力で「命を守る」ための実践的な研究を行います。
コンピューターを使って建築図面を設計する技術を極めます。2次元の図面だけでなく、より高度な製図技術を学び、建築コンペへの挑戦や、実社会で即戦力となる資格取得・スキルアップを目指します。
頭の中にある建築のアイデアを、他者に伝えるための「見せ方」を研究します。手描きスケッチ、透視図(パース)、着彩テクニック、さらにはデジタルツールを用いたグラフィック表現まで、表現の幅を広げます。
ものづくりの楽しさを地域に伝える活動です。地元の小学生や中学生を対象に、建築の基礎を教えるワークショップや、木工教室などを企画・運営します。伝えることで、自らの学びも深くおさらいします。
環境問題に建築の視点からアプローチします。建築現場や実習で出た木材などの「廃材」を再利用し、新しい価値を持つ家具やインテリア雑貨、あるいは建築資材へと生まれ変わらせるアップサイクルに挑戦します。
自由で柔軟な発想を形にするパートです。既存の枠にとらわれず、空間デザインやモダンアートとしての建築、あるいはユニークな機能を持つ造形物の制作など、生徒それぞれの「表現したい」を全力で形にします。
これからの建築業界のスタンダードであるBIM(Building Information Modeling)に挑戦します。3次元の建物モデルに、コストや管理情報などの「属性データ」を連動させる最先端の設計手法を学び、時代の先行く建築士の視点を養います。
ガイダンス中、生徒たちはメモを取りながら、「どの分野が将来の夢に直結するか」「自分の得意なものづくりはどれか」と熱心に考えている様子でした。
希望調査の結果をもとに班が決定し、いよいよ来週から本格的な研究活動が始まります。 1年間の研究の成果は、冬に開催される「課題研究発表会」にて披露される予定です。3年生がどのような素晴らしい作品や研究をつくり上げるのか、今からとても楽しみです。
活動の様子は、今後も定期的にホームページでお伝えしていきます。建築科3年生の応援を、どうぞよろしくお願いいたします!

